パスワードマネージャー(PWM)のタイプ分け

PWMのタイプと特徴、メリット・デメリット

パスワードマネージャー(PWM)の選定は、自身のワークフローがどのOSやデバイスに「縛られているか」を再確認する作業に他ならない。 大きく分けて3つのタイプが存在し、それぞれに実務上の明快なメリットと、受け入れがたいデメリットが混在している。

OS統合タイプ

Microsoft、Google、Appleといったプラットフォームホルダーが提供する、OS標準の管理機能。

  • Microsoft
  • Googleパスワードマネージャー
  • Appleキーチェーン

特徴、メリット

  • 無料で使える
  • インストール作業不要
  • OSと統合し使い勝手がよい。レスポンスも最も早い

デメリット

  • クロスプラットフォームだと一工夫必要で使い勝手が大きく落ちる
  • アカウントと紐づいておりハッキングされると芋づる式に全PW流出
  • 共有に制限がある(特にビジネス)

特定のOS以外使わず、とりあえず初めて見るならこれ。

独立タイプ

パスワード管理を主目的とした、サードパーティ製のサービス。最も種類が多い。

  • Dashline
  • 1password
  • Dashline
  • Keeper
  • Bitwarden
  • etcetc、、、

特徴、メリット

  • 異なるOS間の使用に優れる シームレスに動悸する
  • 独自の機能を持つ パスワード脆弱性診断やダークウェブ流出チェックなど
  • 共有が柔軟に行える
  • データの置き場所を柔軟に選択できるものもある(クラウドorローカルなど)。

デメリット

  • ブラウザでの使用には拡張機能が必須
  • ランニングコストがかかる

多少の支出をしてでもOSから切り離して運用したいならこれ。

サービス付属タイプ

特定のSaaSやビジネスプラットフォームのオプションとして提供されるもの。

  • Zohovault
  • DropboxPasswords(終了した)
  • etcetc、、、

特徴、メリット

  • 特定のサービス導入時の付属品としてのPWM
  • 追加費用がかからないか安い
  • 異なるOS間の使用に優れる
  • 独立タイプほどの機能はないがOS統合タイプより柔軟性に優れる

デメリット

  • サービス終了リスクが他のタイプよりも高い
  • 他のタイプと比較すると、UI/UXや最新のセキュリティ機能(パスキー対応など)の追従が遅れる傾向にある。

今後も継続する予定の当該サービスがあり、ランニングコストを抑えつつクロスプラットフォームで使用したいならこれ。