パスワードの安全な取り扱いルールとPW自体のバックアップ

パスワード送受時の禁止事項

  • 平文送信の禁止: チャットやメールの本文にパスワードを直接書き込まない。
  • 履歴の削除: やむを得ず一時的にテキストで共有した場合は、相手の受領を確認した直後に送信履歴から削除する。
  • 電話・口頭での伝達回避: 聞き間違いのリスクや、周囲への漏洩を防ぐため、物理的なメモまたはPWMの共有機能(Psst!等)を優先する。

デジタル・アナログを組み合わせたバックアップ

  • PWM外での保管: PWM自体のログイン情報(マスターパスワード、Secret Key)は、PWMの外で保管しなければならない。
  • 物理的な「紙」の信頼性: 1PasswordのEmergency Kit(緊急キット)など、最重要情報は印刷して物理的に保管することを基本とする。
  • 難読化の技術: 紙に書き留める際、パスワードの末尾数文字を自分だけがわかる法則で伏せ字にするなど、物理盗難時のリスクを低減させる。

バックアップの分散配置

  • 3-2-1ルールの適用: 重要なバックアップは「3つのコピー」「2つの異なる媒体(紙とUSB等)」「1つの遠隔地保管(金庫や親族宅等)」を検討する。
  • 物理キーの冗長化: ログインの鍵となる物理セキュリティキー(YubiKey等)は、必ず予備を作成し、メインとは別の場所に保管する。

バックアップのメンテナンス

  • 定期的な読み取りテスト: 印刷した紙の文字が掠れていないかなど、保存したUSBメモリが認識可能かを年に一度確認する。
  • 情報の更新: マスターパスワードを変更した際は、即座にすべての物理バックアップを差し替える運用を徹底する。