テレワークのセキュリティ:屋外から社内へ安全にアクセスする
公衆Wi-Fiの「罠」を回避する
- カフェや空港のフリーWi-Fi(特に暗号化キーのないもの)は、通信内容を第三者に傍受されるリスクがあるため、原則として利用を控える。
- ネットワーク名(SSID)が公式のものに似せられた「なりすましアクセスポイント」に注意し、安易に接続しない。
- 外出先ではスマホのテザリング、または自分専用のモバイルルーターを使用し、信頼できないネットワークへの接触を最小限にする。
- どうしても公衆Wi-Fiを利用せざるを得ない場合は、VPN接続を必須条件とし、すべての通信をトンネリングして保護する。
物理的な「覗き見(ショルダーハッキング)」対策
- 背後に人が通る席や、背後に窓がある席(反射で画面が見える)を避け、壁を背にするなど周囲の視線を遮れる場所を選ぶ。
- 画面の内容を左右から見えなくする「覗き見防止フィルター」を装着し、公共の場での機密情報の露出を物理的に防ぐ。
- 公共の場では電話やWeb会議を控え、機密事項を口頭で発言しない。やむを得ない場合は、ノイズキャンセリング機能付きのマイクやプライバシーマスクを活用する。
- トイレや注文などで離席する際は、たとえ短時間でも必ずPCをカバンに仕舞って持ち歩き、端末の盗難や置き忘れを徹底的に防ぐ。
外出時特有のデバイス管理
- PCやタブレットのストレージ全体を暗号化(BitLocker/FileVault)し、紛失・盗難時にディスクを抜き取られてもデータを読み取られないようにする。
- 「デバイスを探す」機能を有効にし、万が一紛失した際に遠隔で位置特定やデータの消去(リモートワイプ)ができる状態にしておく。
- 紛失に気づいた瞬間に連絡すべき「緊急連絡先」を、スマホや財布などPCとは別の場所に物理的に控えておく。
- PCの起動パスワードを長く複雑なものに設定し、再起動時の認証を突破されないように強化する。