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目的

PCやスマートフォンには、業務データや個人情報など重要な情報が保存・表示される。

高度なセキュリティ対策を導入していても、日常的な取り扱いが不適切であれば、盗難・紛失・覗き見などによる情報漏洩につながる。

ここでは、端末を利用・持ち運ぶ際に最低限意識したい基本的なルールを確認する。

端末を手元から離さない

端末を放置すると、盗難や不正操作の原因になる。

例えば

  • 自分の席を離れる
  • 会議室へ置いたままにする
  • 飲食店で席へ置いたままトイレへ行く
  • 車内へ置いたまま離れる

短時間でも端末は持ち歩くことを基本とする。

周囲から画面を見られないようにする

画面には業務情報や個人情報が表示される。

次のような場所では画面が第三者から見えない位置を選ぶ。

  • カフェ
  • 新幹線
  • 電車
  • 空港
  • ラウンジ
  • 展示会
  • コワーキングスペース

また、

  • 背後に人が立つ位置では開かない
  • 通路側へ画面を向けない
  • 駅停車時前後の車内通路から見られないかも注意する

なども意識したい。

紛失しやすい場所へ置かない

端末を忘れやすい場所へ置かないことも重要である。カバンごと置き忘れたり盗難に遭う可能性もあるため、端末だけでなくカバン自体から目を離さないようにする。

  • 電車の網棚
  • 店舗の荷物かご
  • 会議室
  • 飲食店

飲酒時は業務端末を持ち歩かない

飲酒すると注意力や判断力が低下する。

その結果

  • 置き忘れ
  • 紛失
  • 盗難

のリスクが高くなる。

業務端末を持ったまま飲酒することは避けたい。

業務データを自己判断で持ち出さない

情報漏洩の原因は端末の紛失だけではない。

例えば

  • 私用メールアドレスへ送信する
  • USBメモリへコピーする
  • 私物PCへ保存する
  • 個人向けクラウドストレージへ保存する
  • 生成AIへ入力する

なども情報漏洩につながる可能性がある。

会社で認められていない方法でデータを持ち出さないことが重要である。

離席時は画面をロックする

短時間席を離れる場合でも、画面ロックを行う。他人が操作できないだけでなく、画面内容を見られることも防止できる。
Windowsでは Windows + L、macOSでは画面ロックやスリープを利用するとすぐに実行できる。短時間の離席でも習慣化しておきたい。

公共のUSB充電時も注意

公共施設などに設置されたUSB充電ポートは、電源だけでなくデータ通信にも利用できる。悪意のある充電設備では、データ通信を悪用した攻撃(Juice Jacking)が理論上可能とされている。

実際の発生頻度は高くないが、知らないUSB充電ポートを利用する際は、

  • ACコンセントを利用する
  • モバイルバッテリーを利用する
  • 充電専用ケーブルやUSBデータブロッカーを利用する

といった対策を行うとより安全である。

まとめ

  • 端末を手元から離さない
  • 周囲から画面を見られないようにする
  • 紛失しやすい場所へ置かない
  • 飲酒時は業務端末を持ち歩かない
  • 業務データを自己判断で持ち出さない
  • 離席時は画面をロックする
  • 公共USB充電設備は慎重に利用する