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SNSやWeb広告、副業サイト、マッチングアプリなど、さまざまな入口から誘導される闇バイト。最初は簡単な仕事から始まり、徐々に凶悪犯罪へ加担させられる。
最終的には、反社に個人情報を握られ、警察に逮捕され、名前が報道され、退学・解雇となり、もちろん約束の金も支払われない。
手っ取り早く遊ぶ金がほしい・支払い期日が迫っている・割の良い副業を探しているなど判断力が落ちた人間が特に狙われる。
その典型的なパターンと、その場で離脱するための判断基準を整理する。
よくある仕事例
うまい話では下記のような仕事内容を案内されることが多い。
- 荷物を受け取るだけ(受け子・不正入手の商品転送役)
- ATMを操作するだけ(出し子)
- スマートフォンを契約するだけ(詐欺師の道具)
- 銀行口座を開設するだけ(詐欺師の道具)
- 名義を貸すだけ(詐欺師の道具)
- アカウントを作るだけ(詐欺師の道具)
- 暗号資産の送金を手伝うだけ(マネーロンダリング)
- 困った外国人をちょっと助けるだけ(不法滞在・不法就労の幇助)
- 現地調査(押し込み強盗の下見役)
- カスタマーサポート・顧客調査(架け子)
- 海外リゾート地で遊びながら高収入(監禁され架け子)
離脱の判断基準
次の項目の「どれか一つでも」当てはまるなら、その時点で話を打ち切る。
一切話を聞かず、メッセージ送信を中止し受信した内容も見ず、第三者へ相談すること。
もしすでに個人情報を渡してしまい、脅されて辞められない場合は、警察相談専用電話『#9110』や、最寄りの警察署に今すぐ駆け込むこと。警察は『引き返すならあなたも家族も確実に保護する』と明言している(参考リンク)。
仕事内容を説明されない
- 誰が
- どこで
- 何の事業を行い
- 自分は何を担当するのか
相手から仕事内容の説明はなく、「現場で指示する」「詳しくは後で説明する」としか言われない。
まっとうな仕事なら説明があって当然である。
特定のアプリへ誘導される
- Telegram
- Signal
- その他特定アプリ
電話やメールではなく、特定のアプリだけを使わせようとする。
「コンプライアンスのため」「ライバル企業対策」など名目はさまざま。
まっとうな企業なら通常の連絡手段でも支障はない。
これらのツールが悪なのではない。不正を暴くジャーナリストや内部告発者が身の安全を守るために使うことはあるが、あなたはどちらでもない。
採用手続きに必要な範囲を超える個人情報を要求される
- 実家
- 家族構成
- 身分証
- 顔写真
- 家の写真
- パスポート
仕事内容に不要な情報まで要求されるなら、それは「抜け出そうとした際の脅迫材料」の可能性がある。
まっとうな企業・事業なら採用手続きに必要な範囲を超える個人情報を求めることは通常ない。
急がせる・秘密にさせる
- 今日だけの案件
- 今すぐ決めないと他の人に依頼する
- 家族には言うな
- 他人へ相談するな
冷静に考える時間、他者へ相談する時間を奪おうとしている。
全く意味のないこと
安心だという相手の言葉を信じる
- 安心安全
- ブラックではない
- 違法ではない
- 逮捕者ゼロ
- みんなやっている
使い捨ての駒に対しては、いくらでも都合の良いことが言える。
ちゃんとした仕事か相手に聞く
相手が善人でも悪人でも「ちゃんとした仕事です」としか答えないので聞く意味はない。
聞いたこと自体が判断力低下のサイン。
これは、怪しさに薄々気づきながらも自分の脳を騙すために行なう形だけの問いかけである。
怪しいか自分で判断してみようとする
そもそもこのような内容をやりとりしている時点で、すでに冷静な判断ができていない。
一時的な思考力低下に陥り、判断力が落ちている。
騙しのプロと判断力の落ちた人間では勝負にならない。
まとめ
次のフィルタにひとつでも当てはまれば、その場で離脱する
- 仕事内容・依頼者・自分の役割を説明されない依頼 → 怪しい仕事
- 匿名アプリでのみやり取りする → 指示役の身元を隠すため(あなたは捨て駒)
- 個人情報を過剰に要求 → 辞めさせないための脅迫材料収集
- 急かされる → 判断時間を与えないように誘導されている
逆に、企業情報・仕事内容・担当業務・雇用条件、労働場所を明確に説明でき、電話でもメールでもやり取り可能で、質問にも正面から答えられ、第三者を交えた内容確認も拒まないのであれば、通常の採用活動である可能性が高い。
