当ページは検証・整備中のドラフトです。
内容は実環境での検証や追加調査により変更される予定です。
参照:ページ公開・更新ポリシー

写真や作成した画像などのメディアには、公開を意図しない情報が含まれている場合がある。

そのため、公開前に一定の確認手順を設けることが重要である。本ユニットでは、公開前に確認する項目と、その運用方法を扱う。

公開前に確認する理由

公開後の修正では対応できない場合がある

公開後に不要な情報へ気付いても、既に保存や転載されている可能性がある。公開前の確認は、公開後に修正するよりもはるかに確実で実務負担も少ない。

内容以外の情報は見落としやすい

記事本文には注意を払っていても、映り込みやファイル名、メタデータなどは見落としやすい。確認項目を固定することで、確認漏れを減らせる。

映り込みを確認する

写真・動画

被写体だけでなく周囲の情報も確認する。

  • 氏名
  • 住所
  • 車のナンバー
  • 社員証
  • 郵便物
  • 書類
  • ホワイトボード
  • PC画面

などは公開する必要がない場合が多い。

また、

  • ガラス
  • 金属
  • モニター
  • サングラスや眼鏡

などの反射にも注意する。

さらに、高解像度の写真や大きく拡大表示される写真では、瞳への映り込みから周囲の状況が判読・特定された事例もある。公開用途や画像の解像度に応じて、それらも確認する。

対処方法

  • 撮影前に不要な物を片付ける
  • 撮影後に拡大表示して確認する
  • 必要に応じてマスクやぼかしを施した公開用画像を作成する

画面情報を確認する

スクリーンショット・図解・画面キャプチャ

画面上の情報がそのまま公開される。

  • ブラウザタブ
  • URL
  • ブックマーク
  • メールアドレス
  • ユーザー名
  • 通知
  • タスクバー
  • Dock
  • デスクトップ上のファイル
  • フォルダー構成
  • ライセンス関連情報

などが意図しない形で映っていないか、公開して問題がないかを確認する。

対処方法

  • キャプチャ前に不要なウィンドウを閉じる
  • 通知を非表示にする
  • 公開前に不要な情報を加工した公開用画像を書き出す

音声を確認する

動画・音声

周囲の会話や生活音、通知音などから場所や状況が推測されないか確認する。

対処方法

不要な音声は編集で削除し、必要に応じてミュート処理を行う。

メタデータを確認する

写真・作成した画像・動画などには、撮影日時や位置情報、使用した機器などのメタデータ(画面上に現れない管理用情報)が含まれる場合がある。

画像加工ソフトによっては、書き出し時にメタデータの保持・削除を選択できる。

利用するソフトに削除機能がある場合は、公開用ファイルでメタデータを削除する設定を利用する。削除機能がない場合は、メタデータを削除できる別のツールやOSの機能を利用する。

公開前にメタデータが削除されていることを確認する。削除方法は利用するソフトやOSによって異なる。

公開用ファイルを作成する

元データはそのまま保存し、公開用ファイルとして複製したものを加工する。

これにより

  • 映り込みの修正
  • モザイク・ぼかし
  • リサイズ
  • ファイル形式の変換
  • メタデータの確認

を一連の作業として行える。

確認項目を固定する

公開前には、少なくとも次の項目を毎回確認する。

  • 映り込み
  • 画面情報
  • 音声
  • メタデータ
  • ファイル名

確認項目を固定することで、公開作業を効率化しながら確認漏れを防ぎやすくなる。

関連情報

本ユニットでは公開前の確認作業を扱った。一方、そもそもメタデータが不要であれば最初から付与しない方が安全性が高い

参照:メディアのメタデータを理解し抑制する