SOHOのネットワーク・物理防御

SOHOネットワーク・物理防御ネットワークの現状把握と改善内容について:
このページでは、この分野に関する主な対策や運用項目を一覧化しています。(=実施項目チェックリスト兼ロードマップ)
すべてを実施する必要はないため、利用環境や目的に応じて取捨選択・優先度付けしてください。
なお、項目は暫定的なものであり、変更・統合・削除される可能性があります。
更新について:
詳細な手順や解説を公開済みの項目には順次リンクを張ります( ページ公開・更新ポリシー)が
未リンクの項目であっても、何を実施すべきかのチェックリストとして活用できます。

  • このスコープで何をするか:基礎となる情報の経路を整備する
  • どんな状態を目指すか:全ネットワーク機器の把握・回線品質の確保・物理的な堅牢化・出入り情報の検閲
  • tesuto

ネットワークの現状把握と改善

現在のネットワーク構成を把握し、どこに問題やリスクがあるかを整理する。
新しい機器や設定を導入する前に、まず現状を理解するための項目群。

現状を把握する

まずは現在のネットワークと想定される被害範囲を可視化する。

設計の基本を理解する

改善前に、小規模環境向けの設計原則や機器選定の考え方を把握する。

  • ネットワーク設計の基本ルール
  • 小規模環境におけるネットワーク機器の選び方

改善計画を作成する

現状把握と設計方針をもとに、実際のネットワーク構成を設計する。

  • ネットワーク構成の設計

物理インフラの堅牢化

ネットワーク機器やサーバーを物理的な故障・災害・盗難から保護する。
サイバー攻撃だけでなく、停電や落雷などによる停止リスクも対象とする。

災害・環境リスクへの対策

自然災害や設置環境による故障リスクを低減する。

  • 【地震対策】サーバーラックの耐震固定
  • 【落雷対策】雷サージタップと避雷器の設置
  • 【温湿度対策】サーバー設置場所の温湿度管理
  • 【浸水対策】機材の床上設置と防水対策

電源障害への対策

停電や瞬断による機器停止・データ破損を防ぐ。

  • 【瞬電対策】UPS(無停電電源装置)の選定
  • 【停電対策】UPS連動シャットダウンの設定

盗難・不正操作への対策

第三者による物理アクセスや持ち出しを防ぐ。

  • 【盗難対策】ネットワーク機材の施錠管理
  • 耐火・防盗金庫の設置
  • 空きLANポートの物理ロック
  • 管理区域の入退室ログの記録
  • ネットワークカメラの配置

運用・保守管理

長期運用を前提に機器の状態を管理する。

  • 機材の保守期限(EOL)の台帳管理
  • 予備機の配備
  • ケーブルのラベル管理

社内ネットワークの論理設計と実装

ネットワークを用途ごとに分離し、管理しやすく安全な構成を構築する。

ネットワーク設計

論理分離の設計を行う。

  • VLANの典型的パターンを理解する
  • 自らの環境に合うVLANを設計する
  • IPアドレス範囲の設計

無線LAN設計

無線環境の安定運用と機器互換性を確保する。

  • Wi-Fiアクセスポイントの配置とチャンネル設計
  • 古い機器向けWi-Fiの設計

実装作業

設計内容を実際のネットワークへ反映する。

  • VLANを設定する

ネットワーク機器の防御強化

社外との接続部分を防御し、不正アクセスやマルウェア通信を遮断する。

基本的なアクセス制御

不要な通信経路を整理し、攻撃対象領域を減らす。

  • 公開ポートの棚卸しと閉鎖
  • 外部公開サービスの棚卸し
  • リモート接続経路の整理

ファイアウォール・DNS防御

通信内容の制御と危険サイト対策を行う。

  • ファイアウォール設定
  • DNSフィルタリングを利用する
  • ルーターにDNSフィルタリングサービスを設定する

検知機能の活用

攻撃の兆候を把握する仕組みを導入する。

  • IPS・IDS機能の有効化
  • ハニーポットの設置

管理面の保護

ネットワーク機器そのものを保護する。

  • ネットワーク機器の管理パスワード変更
  • ネットワーク機器のファームウェアアップデート